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これまでの放送内容

2014年12月14日(日)

背番号がほしい~高校野球 女子球児の夏~

阿蘇中央高校・野球部の倉岡里奈さん。男子と同じ練習をするも、規定により女子は公式戦へ出場できない。「背番号がほしい」と葛藤する最後の夏、里奈さんの姿を見つめた。

熊本県立阿蘇中央高校・野球部に所属する倉岡里奈さん。里奈さんはマネージャーではなく、“選手”。男子選手に混じって共にプレーしている。2014年7月。高校最後の夏が近づいていた。3年間、男子選手と同じ練習メニューをこなし、練習試合にも出場。男子選手には負けないという強い気持ちがある。それでも、高野連の規定で女子は公式戦へ出場することができない。背番号をもらう仲間と、もらえない自分。里奈さんの野球ノートには、「わたしも背番号がほしい」の文字。現実を分っていても、抑えきれない気持ち。これが里奈さんの本音だ。野球が大好きな里奈さんだが、一度だけ辞めようと思ったことがある。高校1年の夏に発生した九州北部豪雨。里奈さんの家も損壊し、家業も被害を受ける。家族が大変な状況なのに、野球を続けてもいいのか。まして公式戦にも出場できない自分が…。高校3年生、進路に悩む彼女の今後は?野球と出会い、人間的にも大きく成長した里奈さんの姿を追う。

出演者:【ナレーション】 浜田友里子(TKUアナウンサー)

制作局テレビ熊本(TKU)

次回放送内容

OA:2025.08.17(日)

太平洋戦争末期の1944年、地上戦が迫っていた沖縄。国は、戦闘の足手まといになるとして、沖縄の子どもたちを九州へと移動させる「学童疎開」を推し進めました。親元を離れ、九州各県へと向かった子どもたちを待ち受けていたのは貧しい暮らしでした。当時の記憶を次の世代につないでいくために、去年、沖縄では学童疎開を追体験する研修が企画されました。県内の小学5・6年生が参加したなか、特別な想いを抱いて研修に臨んだのが眞榮城百恵さん(11)です。百恵さんのひいおばあちゃん、糸数裕子さん(享年97)は学童疎開の引率教師として、終戦まで宮崎に身を寄せ苦労の日々を送った体験がありました。ひいおばあちゃんの過去や当時の子どもたちのことを知りたいと、百恵さんは宮崎の地を訪れたのでした。

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