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これまでの放送内容

2015年7月19日(日)

サポマネ☆キトー~「90万円の男」商店街再生への挑戦~

自治体から月額90万円の委託料で日南市油津商店街の再生を託された福岡県出身の木藤亮太さん・40歳。4年間で20店舗の誘致を目指す1年半の奮闘ぶりを追いかけました

福岡県出身の木藤亮太さん(40)。空き店舗が目立つ宮崎県日南市の油津商店街に自治体から月額90万円の委託料で派遣されたテナントミックスサポートマネージャーです。通称「サポマネ」といわれる木藤さんのミッションは商店街に4年間で20店舗を誘致し、中心市街地活性化のために尽力すること。平成25年7月に着任して1年半が過ぎました▼委託料90万円が話題となり、注目を浴びる木藤さんが就任1年目に誘致した店舗は商店街の入り口に作ったカフェ1店舗。そして商店街最大の空き店舗に多世代交流をテーマにした施設を建設するために国に補助金交付を申請しました▼大学時代は環境設計を専攻し、古き良き日本の景観に関心をもった木藤さんには前職の会社員時代に苦悩した経験がありました▼商店街再生のため木藤さんが2店舗目にプロデュースしたお店は地元の豆腐屋さん。店舗オープンに木藤さんが込めた想いとは?日々試行錯誤しながら商店街再生のためにゆっくり着実に前進する木藤さんの挑戦を追いかけました。

出演者:木藤亮太

制作局テレビ宮崎(UMK)

次回放送内容

OA:2025.12.07(日)

戦後80年、今年も終戦の夏を迎えた。熊本県八代市坂本町鮎帰(あゆがえり)にある西福寺(浄土真宗本願寺派)の山本隆英住職(87歳)は、その節目にちなんで或る企画を進めていた。夏の法要と合わせて行う戦時資料の展示会だ。布教本、聖典、教団からの手紙、さらに旧陸軍省からの感謝状などお寺に残されていたものだ。この中で、往時の軍国主義を窺わせる象徴的なものが在る。紙芝居の中で、お寺の副住職に赤紙(召集令状)が届く場面は『天皇陛下のお召しだったのであります』と紹介されている。戦意高揚を謀り、教団が国にがんじがらめに宗教統制されている様が垣間見える。戦争を賛美する資料の数々、山本住職は展示会でこれらと戦没者の家々を回り撮り溜めた遺影を紹介した。お寺に法要に来た門徒らは悲痛な面持ちでムラの戦争を感じ取っていた。満州事変に始まり日中戦争から太平洋戦争へと突き進んだ日本は、この十五年戦争で約310万の国民が犠牲になった。ムラでは105人が戦死したと云う。兵隊の命は“一銭五厘”と言われ、ハガキ(召集令状)の値段と同じ値打ちしかないと軽視されたのである。あの戦争から80年、日本人は何を学んだのか。終わりが見えないウクライナ紛争や台湾をめぐる情勢など、世界各地で平和が脅かされている。日本人の誰しもが願っているのは、日本が再び戦争への道に向かわないことだ。番組は、国策に抗うことなく戦争協力していった教団の過去の事実に目を向け、懸命に反戦を唱える山本住職の一念に迫る。

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