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これまでの放送内容

2022年11月8日(火)

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よく見て描く~ゴンタと父ちゃんの約束~

沖縄生まれの中学生のイラストレーター城間ゴンタ。独特なタッチとカラフルな色使いのイラストを生み出す若き才能の等身大の“今”を見つめる。

9歳からイラストレーターとして活動を始めた城間ゴンタくん。マジックのみで一気に描き上げ、デジタル処理で色を付けるゴンタくんのイラストは、アンバランスながら躍動感のあるタッチと鮮やかな色使いが目を引く。彼をサポートするのは父であり、キャラクターデザイナーとして活躍する城間英樹さん。ゴンタくんが絵を描くときには必ず親子の“3つの約束”を口にする。
『見る人をハッピーにしたい』という思いを胸に絵を描きながら成長していくゴンタくんと、支える父の日々を追いかけた。

出演者:城間ゴンタ・城間英樹 【ナレーション】 小林美沙希(沖縄テレビアナウンサー)

制作局沖縄テレビ放送(OTV)

次回放送内容

OA:2025.07.13(日)

 太平洋戦争末期の昭和20年8月13日、鹿児島県奄美群島にある加計呂麻島で島尾敏雄(当時海軍中尉)は特攻戦発動の信令を受けた。木製ボートの先端に250Kg爆弾を積んだ特攻艇「震洋」。決して生きては帰れない運命を担った隊員は52名。島は緊張に包まれた。美しい海、泣きたくなるほどの赤い夕焼け。南島の濃厚な風景が、その緊張を一層張り詰めたものにした。また島尾隊長は極限の日々を過ごす南島で、島の娘・ミホと恋におちていた。ミホは「震洋」発進の命令が下ったら基地の港の出口・呑之浦に身を投じて自決する覚悟でいた。しかし、14日を過ぎ、15日を迎えても、発進の命令は下らなかった。日本全面降伏により島尾隊長以下51名は生き残ったのだ。 島尾伸三さん(東京在住)、共に小説家の島尾敏雄・ミホさんを父母にもつ写真家である。父のふるさと奄美大島には、今でも年に数回帰省しており父母たちの見た戦争体験の風景はしっかりと刻まれている。今だに世界のどこかで戦争が繰り返され、日本政府は尖閣列島問題で加計呂麻島がある瀬戸内町に自衛隊の防衛隊を配備することを決めた。さらに2015年秋、国会で安保法案が可決されるなど、父母たちの青春時代の1ページが見え隠れし始めている。番組では、戦争末期必死に生きた父母たちの軌跡を伸三さん家族がたどり、戦争を知らない世代の視点から戦争の絶望を描く。

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