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これまでの放送内容 -鹿児島テレビ放送(KTS)-

2021年12月20日(月)

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イルミネーションの灯が消える日

鹿児島県湧水町二渡で35年続いたイルミネーションの灯が消える。集落の人々の苦渋の決断、時代、自然環境に翻弄されても前向きに生き続ける「村のチカラ」を追う。

鹿児島県姶良郡湧水町二渡、里山に囲まれ美しい日本の風景が残る山間の村だ。毎年冬になると集落中が15万球ものイルミネーションの灯で包まれる。集落を走る1キロの道路沿いの民家が星しずくのように輝き「星のさんぽ道」と命名される。その美しさに魅了され県内外から多くの見物客が訪れる冬の風物詩となった。ピークはクリスマスから大晦日。しかし、2019年の冬をもって35年間の歴史に幕を閉じることになった。1983年冬、集落でマットクリーニング業を営む上段良二さんが、下校中の部活の子供たちに夢を与えようと自宅の庭木に飾ったのが始まりだ。当初は220人余りが暮らしていたが、35年を経た今は75世帯160人となり山間の村にも少子高齢化の時代の波が押し寄せていた。「星のさんぽ道」が終わりとなる上段良二さんたち集落の人々の苦渋の決断、時代、自然環境に翻弄されても前向きに生き続ける二渡集落の「村のチカラ」を追う。

出演者:【ナレーター】 美川愛美(KTS)

制作局鹿児島テレビ放送(KTS)

2021年10月11日(月)

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未来へのタスキ~神村学園女子駅伝部~

鹿児島の小さな町で夢に向かって駆け抜ける女子高校生たち、神村学園女子駅伝部。部員は20名にも満たない。その彼女たちが1年ぶりに全国高校女子駅伝の舞台へ戻ってきた

鹿児島の小さな町で夢に向かって駆け抜ける女子高校生たちがいた。神村学園女子駅伝部。部員は20名にも満たない。全員が親元を離れ、懸命に走り続けていた。その彼女たちが1年ぶりにあの舞台へと戻ってきた。全国高校女子駅伝だ。2018年は優勝、2019年は2位。2020年こそは…。1年間、必死に闘ってきた。調子を崩した部員、プレッシャーと向き合い続けた部員、新型コロナウイルスの影響で調整もうまくいかない。さまざまな苦悩や挫折を繰り返しながら、それでも仲間で支え合って、ようやくこの場所にたどり着いた。これまでの先輩たちから繋いできたブルーの襷をかけて、スタートラインに立つ。迷いはない。全力で生きた彼女たちの2年間の記録、今を生きる人々へエールを送る物語。

出演者:神村学園女子駅伝部部員 【ナレーター】 美川愛美(KTS)

制作局鹿児島テレビ放送(KTS)

2021年9月6日(月)

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すとごれ~奄美の唄者 坪山豊~

2020年の夏、89年の生涯を閉じた奄美の島唄名人・坪山豊。遺作の「すとごれ節」を通し、かつての弟子たちが、混迷する世の中を生きる島民へエールを送る様子を追う。

 鹿児島の奄美諸島、沖縄の人々は誰もが知っている闘牛の歌「ワイド節」を作曲した奄美の島唄名人・坪山豊が、2020年の夏、89年の生涯を閉じた。本業は漁船などに使われる木製の舟「アイノコ舟」を造る船大工。坪山の遺作に「すとごれ節」という島唄がある。“負けてたまるか”という意味合いがある奄美のことば。島唄の歌詞には琉球王朝、薩摩藩、米軍統治下と時代に翻弄された奄美の歴史、離島で生きる島の人々の喜び・悲しみ・怒りが込められている。しかし、ほとんどの島民にはその存在さえ知られていない新しい島唄だ。かつての坪山の弟子たちが、この「すとごれ節」を通し混迷する世の中を生きる島民へエールを送る様子を追う。

出演者:【ナレーター】 美川愛美(KTS鹿児島テレビアナウンサー)

制作局鹿児島テレビ放送(KTS)

2021年7月5日(月)

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エジソンの町工場2

鹿児島県南九州市頴娃町の町工場で、創業者の遺志を受け継ぎ無人で動く茶園用のロボット機の開発に乗り出す。1年をかけてようやく形になったが、畑での試運転で異変が…。

鹿児島県南九州市頴娃町に、全国から注目される町工場がある。農業機械メーカーの「松元機工」だ。主力は茶畑で人が乗って茶葉を刈り取る「松元式乗用型茶摘菜機」。手摘みの400倍の速さで茶摘みを行うことができるその機械は、茶業の発展に大きく貢献し、鹿児島県は全国2位のお茶処となった。この茶摘み機を開発したのが創業者の松元芳見さん。農家の声をききながら、多くの農業機械を発明し「鹿児島のエジソン」と呼ばれた。芳見さんは病に倒れ2018年に89歳で他界。エジソンが残した町工場をどう守っていくのか・・・後を継いだのは末息子の松元雄二さんだった。「人手不足に悩む農家を救いたい」。経営者として奮闘する雄二社長は、無人で動く茶園用のロボット機の開発に乗り出す。1年をかけてようやく形になったロボット機だったが、畑での試運転で異変が起きる・・・。エジソンの教えを受けた技術者達と雄二社長の試行錯誤の日々が始まった。日本の南端の小さな町工場、エジソンから受け継がれた大切なココロがあった。

出演者:松元雄二(松元機工社長) 技術者たち 【ナレーター】 小鍜治宏将(KTS)

制作局鹿児島テレビ放送(KTS)

2021年3月23日(火)

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未来へのタスキ~神村学園女子駅伝部~

鹿児島の小さな町で夢に向かって駆け抜ける女子高校生たち、神村学園女子駅伝部。部員は20名にも満たない。その彼女たちが1年ぶりに全国高校女子駅伝の舞台へ戻ってきた

鹿児島の小さな町で夢に向かって駆け抜ける女子高校生たちがいた。神村学園女子駅伝部。部員は20名にも満たない。全員が親元を離れ、懸命に走り続けていた。その彼女たちが1年ぶりにあの舞台へと戻ってきた。全国高校女子駅伝だ。2018年は優勝、2019年は2位。2020年こそは…。1年間、必死に闘ってきた。調子を崩した部員、プレッシャーと向き合い続けた部員、新型コロナウイルスの影響で調整もうまくいかない。さまざまな苦悩や挫折を繰り返しながら、それでも仲間で支え合って、ようやくこの場所にたどり着いた。これまでの先輩たちから繋いできたブルーの襷をかけて、スタートラインに立つ。迷いはない。全力で生きた彼女たちの2年間の記録、今を生きる人々へエールを送る物語。

出演者:神村学園女子駅伝部部員 【ナレーター】 美川愛美(KTS)

制作局鹿児島テレビ放送(KTS)

次回放送内容

OA:2024.04.21(日)

外平友佳理さんは北九州市在住の日本でも珍しいフリーランスの獣医師だ。動物園獣医師として20年以上の経験を持ち、ハムスターからライオンまでフリーランスとして多くの動物を診察し、たくさんの病症例を診てきている。現在、7つの動物園や動物飼育施設に依頼されて定期的に通っているが、経験の浅い獣医師しかいないところでは彼女が力を発揮する。若い獣医に対して、少しでも自分の知識と経験が役に立てばと考えている。またフリーランスになってから、個人の依頼も受けることができるようになった。「犬猫しか診ない」と動物病院で断られていた大型のペットも往診に行く。今回、外平さんには大牟田市動物園に気になる動物がいた。高齢のホワイトタイガーが弱ってきていたのだ。また飯塚市のピクニカ共和国と一緒に新しい試みとして1日獣医体験を始めた。そこで出会った小学生の少女が助手になる。“人と動物が共にしあわせに暮らす”という夢を実現するため、歩み続けるさすらい獣医師、外平友佳理さんの3年間を見つめた。

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