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これまでの放送内容 -テレビ熊本(TKU)-

2015年7月12日(日)

山間に響く芝居の音~杖立しろうと人情劇団~

熊本の杖立温泉には明治の頃から伝わる芝居がある。地元に住む男衆が演じる芝居はプロ顔負けの出来栄え。移りゆく時代の中、変わらず残る芝居は温泉街の絆を生んでいる。

熊本県阿蘇郡小国町の杖立温泉は、かつては九州各地から団体客がやってくる一大歓楽地だったが、今や同じ小国郷の黒川温泉、大分の湯布院温泉などにおされ、衰退の一途を辿っている。その杖立には明治の頃から伝わる芝居がある。5月27日、28日の2日間で行われる温泉祭りの最大の呼び物「杖立伝承芝居観劇会」である。出演者は旅館の若旦那、地元の駐在所の警察官、薬局の店長など地元に住む男たち。役者の経験がない芝居の素人たちが大分県日田市の橘劇団の指導の下、本番までの1か月は芝居漬けの毎日を送る。かつての活気が失われたかに見える寂れた温泉街、しかし、「杖立伝承芝居観劇会」は残っている。いや、残している。脈々と続く、伝統の芝居を通じてできた住民の絆が、杖立温泉の町おこしにつながる。

出演者:【ナレーション】 玄海竜二

制作局テレビ熊本(TKU)

2015年6月5日(金)

背番号がほしい~高校野球 女子球児の夏~

阿蘇中央高校・野球部の倉岡里奈さん。男子と同じ練習をするも、規定により女子は公式戦へ出場できない。「背番号がほしい」と葛藤する最後の夏、里奈さんの姿を見つめた。

熊本県立阿蘇中央高校・野球部に所属する倉岡里奈さん。里奈さんはマネージャーではなく、“選手”。男子選手に混じって共にプレーしている。2014年7月。高校最後の夏が近づいていた。3年間、男子選手と同じ練習メニューをこなし、練習試合にも出場。男子選手には負けないという強い気持ちがある。それでも、高野連の規定で女子は公式戦へ出場することができない。背番号をもらう仲間と、もらえない自分。里奈さんの野球ノートには、「わたしも背番号がほしい」の文字。現実を分っていても、抑えきれない気持ち。これが里奈さんの本音だ。野球が大好きな里奈さんだが、一度だけ辞めようと思ったことがある。高校1年の夏に発生した九州北部豪雨。里奈さんの家も損壊し、家業も被害を受ける。家族が大変な状況なのに、野球を続けてもいいのか。まして公式戦にも出場できない自分が…。高校3年生、進路に悩む彼女の今後は?野球と出会い、人間的にも大きく成長した里奈さんの姿を追う。

出演者:【ナレーション】 浜田友里子(TKUアナウンサー)

制作局テレビ熊本(TKU)

2015年5月31日(日)

真夏の夜に亡者が舞う~八代・植柳の盆踊~

白装束の出で立ちで黒頭巾を被って踊りを舞う熊本県八代市の『植柳の盆踊り』。その伝承の軌跡を検証し、亡者踊りの魅力に迫りながら“ふるさとの心”を描く。

お盆の夜に白装束の出で立ちで黒頭巾を被って踊りを舞う熊本県八代市の『植柳(うやなぎ)の盆踊り』。衣装は心中した男女の姿が表現され、お盆にあの世から戻ってくる精霊を彷彿とさせることから“亡者踊り”とも呼ばれている。『植柳の盆踊り』は、楽器を用いず一定の旋律・所作を繰り返すなど古風な雰囲気をかもし出すのが特徴。球磨川沿いにある八代市植柳地区では住民同士の絆の深さを伺わせる無形のシンボルかも知れない。云われの通り、その夏、初盆を迎えた家を訪ね、家の中で踊りを舞うのがスタイルだ。
 起源は江戸初期とされ、絶える事無く400年近く営々と伝承されたのは奇跡に等しい。民俗学者からは盆踊りの原型とも評され、これが国の無形民俗文化財に選択される事になった所以のようだ。植柳盆踊保存会で、少なくなった踊り手のメンバーを束ねる会長の野崎陽子さんは、踊りの振りや口説き唄の伝承や若手の育成に懸命だ。奇跡の『植柳の盆踊り』の伝承の軌跡を検証し、亡者踊りの魅力に迫りながら“ふるさとの心”を描く。

出演者:植柳盆踊保存会 【ナレーター】 中原理菜(TKUアナウンサー)

制作局テレビ熊本(TKU)

2015年5月10日(日)

泉の広場で逢いましょう~人情地下街 半世紀の思い出~

46年の歴史に幕を閉じたセンタープラザ。“観音の泉”は熊本県民の定番の待ち合わせ場所になるほど親しまれた。笑いあり涙あり、人情地下街の最後の3日間をみつめた。

1969年、東洋一とも言われた熊本市桜町のバスターミナル、熊本交通センターの地下にオープンした熊本センター名店街、現在のセンタープラザ。洗練された有名店が軒を連ねた“銀座なみ”の店構えに、老若男女が集い、県内初の地下街は大変な賑わいを見せた。そんなセンタープラザに1973年に制作されたのが“観音の泉”。泉の広場は定番の待ち合わせ場所として広く熊本県民に定着し、観音様は幾多の出会いと別れを、そこで見届けてきた。また、この泉の広場を舞台とした男女のストーリーを表現したテレビCMが放送され、そのコマーシャルソングは熊本県民なら誰もが口ずさめるといっても過言ではないほど親しまれた。そんなセンタープラザが周辺地区の再開発事業により、2015年3月末をもって閉店することに…。観音様との記念撮影にやってきたのは、ここでのデートを経て結婚したという夫婦。食堂の懐かしの味、カツカレーを食べ納めに来たサラリーマン。お世話になった魚屋に花を贈りに来た近くのレストランのシェフ。夫の死後、女手一つで時計店をを守ってきた女性社長など、多くの人がセンタープラザの閉店を惜しんだ。番組は46年の歴史に幕を閉じるセンタープラザ、最後の3日間をみつめた。

出演者:【ナレーション】 キンキラ陽子(キンキラ劇団)

制作局テレビ熊本(TKU)

2015年1月25日(日)

新八郎の新獅子

熊本市の老舗人形店十代目の厚賀新八郎氏(71)が新町の獅子頭作りに初めて挑む。初めて公開された伝統の技。人形師歴50年の厚賀氏はどのような獅子頭を製作するのか。

江戸時代から続く老舗人形店の十代目・厚賀新八郎氏(71)は、熊本を代表する伝統工芸品「おばけの金太」を作っている。その厚賀氏に熊本新町獅子保存会から新しい獅子頭を作ってほしいという話が舞い込んできた。新町獅子は400年の歴史があり、熊本市の秋のお祭りに欠かせない存在である。そして厚賀氏にとっても、子供のころから馴染みのある獅子。代々受け継いできた技をいかしながら、日本で最大級の張り子の獅子頭に挑む厚賀氏を約300日にわたり追った。

出演者:【ナレーション】 尾谷いずみ(TKUアナウンサー)

制作局テレビ熊本(TKU)

次回放送内容

OA:2018.01.23(火)

 昨年7月、福岡・大分を襲った九州北部豪雨。被害を拡大させたといわれるのが、山から流れ出てきた「流木」。家を押し流し、街を飲み込んだ“負の遺産”を、あえて復興に使おうとしたのが、被災者の里川径一さん41歳。あさくら観光協会の事務局長を務め、ボランティアなどの経験豊富な里川さんが思い付いたのは、流木を使って、アウトドアなどに使用するウッドキャンドルをつくること。 クラウドファンディングで資金を募り、全国から支援の声が届く中、妻の裕美さんは不安を抱えていた。災害から5カ月後。復興を祈る火を灯すため、ウッドキャンドルに生まれ変わった流木が、被災地に帰ってきた。

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