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これまでの放送内容 -テレビ西日本(TNC)-

2023年1月31日(火)

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プロにこだわる左腕の挑戦-九大から初のNPBへ-

九州大学硬式野球部左のエース 芦谷汰貴。周りが就職、あるいは大学院へ進学する中、プロにこだわりプロを夢見る左腕の1年半の挑戦を追いかけた。

心から「野球」を愛してやまない一人の青年がいます。九州大学硬式野球部4年生の芦谷汰貴(あしたに たいき)投手。左のエースとして活躍しながら大学では原子力の研究も行っている文武両道の選手です。彼の目標は「プロ野球選手になりNPBの舞台で活躍する」こと。チームメイトのほとんどが就職、あるいは大学院へ進学する中、異例ともいえる挑戦でプロ野球にこだわり続ける芦谷投手。彼の1年半の歩みを追いかけます。

制作局テレビ西日本(TNC)

2023年1月17日(火)

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まもって つないで~茅葺き屋根と器のものがたり~

「古い茅」を使って「新しい器」を焼く。日本の原風景を残すため、茅葺きの技術を後世に伝えるため、そこからさらに新しいものを生み出していく人たちの姿を描きます。

 古くから「焼き物の里」として知られる福岡県東峰村。400年以上の歴史をもつ窯元「高取焼宗家」は筑前黒田藩の御用窯を務め、一子相伝でその技を今に伝えています。宗家の「顔」ともいえる高取家の母屋は、日本の原風景のような茅葺き屋根。しかし、九州北部豪雨や毎年の大雨の影響もあり、劣化の一途をたどる一方です。去年の夏、「必ず再生し、美しい風景を取り戻す」という気持ちでクラウドファンディングに挑戦し、集まった資金で一番傷みが激しい一面を葺き替えることにしました。クラウドファンディングのリターン品は、高取焼宗家の器。屋根を葺き替えた後の古茅で釉薬を作り、「新しい器」に再生する計画です。日本古来の「なにもムダにしない」考えでの「ものづくり」は、現代の「SDGs」の考えにつながっています。代々、高取焼宗家で受け継がれてきた「秘伝書」にヒントを得て、焼きあがった器の色とは?
日本の原風景を残すため、また茅葺の技術を後世に伝えるため、そこからさらに新しいものを生み出していく人たちの姿を描きます。

出演者:ナレーション  津野瀬果絵(テレビ西日本アナウンサー)

制作局テレビ西日本(TNC)

2022年11月29日(火)

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筋肉は世界を救う

筋トレ人口が増えれば日本のGDPは上がると言い切るマッチョマンがいる。筋肉みこしや筋肉盆踊りなど、例を見ない新たな手法で筋肉の魅力と筋トレの必要性を人々に訴える

「筋肉は世界を救う」という信念を胸に、筋トレ普及活動を展開しているマッチョマンがいる。彼の持論は「筋トレして健康寿命を伸ばす事が消費増大・労働人口確保に繋がり、少子高齢化社会の問題を解決する鍵になる」というもの。一人のマッチョより集団のマッチョの方がよりインパクトを与えられると、数十人からなる筋肉紳士集団を結成。マッチョ写真ばかりを掲載する風変りなWEBサイトや筋肉みこし、筋肉盆踊りにマッスルカフェなど、これまでに例を見ない奇抜なアプローチで筋肉の魅力と筋トレの必要性を訴える。
2022年8月、3年ぶりに行動制限を伴わない夏。ひと夏の筋肉活動を追う。

出演者:【ナレーション】 五十嵐悠香(テレビ西日本アナウンサー)

制作局テレビ西日本(TNC)

2022年11月15日(火)

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ほたるの里のミュージアム ~強制測量から40年~

県外から注目される「ミュージアム」が長崎県川棚町にある。ダム建設予定地に生まれ育ったイラストレーターの葛藤や思い。その小さな声に耳を傾けた。

長崎県川棚町川原地区の入り口に小さなミュージアムがある。展示されているのは、川原地区の自然や暮らしを描いたイラスト。豊かな自然が今、そこにあることを伝えている。川原地区には「石木ダム建設予定地」という、もうひとつの現実がある。この地で生まれ育った13世帯がダムの必要性に疑問を投げかけ、抗議の声をあげて半世紀。13世帯の中のひとりで、ミュージアムを作ったイラストレーターの葛藤や思いに迫り、その小さな声に耳を傾けた。(「ドキュメント九州」KTN制作番組)

制作局テレビ西日本(TNC)

2022年11月1日(火)

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醤油の相談所~転職で掴んだ天職~

これまで2000種類以上のしょう油を試飲してきたソムリエがいる。IT業界から転職した彼がしょう油業界で目指すものとは?いま、しょう油業界に新しい風が吹いている。

「自分がまさか醤油蔵を継ぐなんて…」
全く異なる“IT業界”から老舗醤油蔵の7代目に就任した男がいる。一から勉強を積み重ねていく中で気付かされた醤油の魅力、それは“香り”。そんな彼は現在世界に3人だけしかいない「醤油ソムリエ」という資格を活かし、様々な活動を行っている。なぜ彼は醤油ソムリエを目指したのか。一体彼を突き動かすものとは?IT業界から醤油業界に転職した“彼にしかできない”取り組みを追う。

出演者:ナレーション 田久保尚英(テレビ西日本アナウンサー)

制作局テレビ西日本(TNC)

次回放送内容

OA:2025.12.07(日)

戦後80年、今年も終戦の夏を迎えた。熊本県八代市坂本町鮎帰(あゆがえり)にある西福寺(浄土真宗本願寺派)の山本隆英住職(87歳)は、その節目にちなんで或る企画を進めていた。夏の法要と合わせて行う戦時資料の展示会だ。布教本、聖典、教団からの手紙、さらに旧陸軍省からの感謝状などお寺に残されていたものだ。この中で、往時の軍国主義を窺わせる象徴的なものが在る。紙芝居の中で、お寺の副住職に赤紙(召集令状)が届く場面は『天皇陛下のお召しだったのであります』と紹介されている。戦意高揚を謀り、教団が国にがんじがらめに宗教統制されている様が垣間見える。戦争を賛美する資料の数々、山本住職は展示会でこれらと戦没者の家々を回り撮り溜めた遺影を紹介した。お寺に法要に来た門徒らは悲痛な面持ちでムラの戦争を感じ取っていた。満州事変に始まり日中戦争から太平洋戦争へと突き進んだ日本は、この十五年戦争で約310万の国民が犠牲になった。ムラでは105人が戦死したと云う。兵隊の命は“一銭五厘”と言われ、ハガキ(召集令状)の値段と同じ値打ちしかないと軽視されたのである。あの戦争から80年、日本人は何を学んだのか。終わりが見えないウクライナ紛争や台湾をめぐる情勢など、世界各地で平和が脅かされている。日本人の誰しもが願っているのは、日本が再び戦争への道に向かわないことだ。番組は、国策に抗うことなく戦争協力していった教団の過去の事実に目を向け、懸命に反戦を唱える山本住職の一念に迫る。

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