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これまでの放送内容 -2024年-

2024年5月26日(日)

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全力少年

51年ぶりに地元・鹿児島で開催の国体で、陸上800mの高校生日本一をめざし挑戦した、鹿児島城西高校駅伝部の立迫大徳くん(3年・18)。全力の先につながる未来はー

鹿児島城西高校駅伝部は28人が所属する強豪校だ。そこに全国から注目を集める高校生がいた。立迫大徳くん(3年・18)。陸上の格闘技と言われる800mが専門で、2023年6月のU20アジア選手権で優勝を果たした世代ナンバーワンのトップランナーだ。しかし、成し遂げていないことがあった。“高校生の全国大会での優勝”。8月、満を持して臨んだ北海道でのインターハイで待っていたのは敗北だった。全力で戦った立迫くんにとって涙の夏になった。
高校生日本一になるチャンスはあと1回残されていた。2023年、51年ぶりに地元・鹿児島での開催となった国体だ。故郷での特別な大会に向けて、立迫くんはまた練習に励んだ。チームメート、監督、両親に支えられながら、走り続けた。迎えた10月17日。勝てば高校生日本一の大一番に立ちはだかったのは、インターハイで負けたライバルだった。全力の先につながる未来はー

出演者:ナレーター:野村麻純

制作局鹿児島テレビ放送(KTS)

2024年5月19日(日)

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鬼のカタチ~伝統を繋ぐ木彫刻師~

佐賀県を代表する民俗芸能面浮立。舞いを奉納するときに使う鬼の面を作る杉彫5代目小森恵司さん。伝統が薄れつつある中、後世に繋ぐために奮闘する木彫刻師の姿を追う。

鬼の面をつけ、勇壮に舞う面浮立。佐賀県を代表する民俗芸能のひとつで、その歴史は300年以上とされています。鬼の面を代々作る杉彫5代目小森恵司さん。いろいろな鬼のカタチがある中、人々を守ってくれる「面浮立の鬼」を作るために、代々、技術が伝わってきたといいます。
今、面浮立の面を作る職人は佐賀県で3人のみ。小森さん以外は70歳を超えています。鹿島市の26地区で行われてきた面浮立も、今では半数の13地区に減っているのが現状です。
薄れつつある伝統に大きな影響を与えたのがコロナ。空白の3年間は、ぎりぎり繋ぎとめてきた伝統の継承をさらに困難にする期間でした。このままでは地区の伝統が消えてしまう。行成地区の人々は、新たな面を作り、4年ぶりに面浮立を奉納することを決めました。
面づくりに懸命に励む小森さんと面浮立の練習を再開する行成地域の人々の姿を追いました。

制作局サガテレビ(STS)

2024年5月12日(日)

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小さな入り江の小さな蒸溜所~オヤジたちの第二の青春記~

長崎県五島市半泊地区に小さな蒸溜所を構えた3人の50代男性。早期退職をし、それぞれ単身で移住。世界でたった1つだけの酒づくりに挑戦している男たちの物語。

ジントニックをはじめ、多くの有名カクテルに用いられている酒“ジン”。新たなジンが誕生した。雑味のない、どこまでも透き通ったきれいな味。目指したのは、五島の風景のアロマが香るジン。その名は『GOTOGIN(ゴトジン)』。五島列島福江島の北部に位置する半泊地区。潜伏キリシタンの名残のある小さな入り江の集落に小さな蒸溜所ができた。2022年12月に開業したジン専用蒸溜所「五島つばき蒸溜所」。ここでつくられているのがゴトジンだ。立ち上げたのは、日本を代表するビール会社で働いてきた3人の男たち。代表を務める門田邦彦さん。マーケティングを担当する小元俊祐さん。酒の味を開発するブレンダーの鬼頭英明さん。早期退職をして、それぞれ単身で五島へ移住した。様々なボタニカル(植物成分)を独自に組み合わせてつくることができるジンは無限の可能性を秘めていて、その土地を表現する酒と言われている。ゴトジンは五島名産の椿の実をキーボタニカルに17種類のボタニカルからひとつひとつ細やかに蒸留して20の原酒を製造。それらを芸術的な感性でブレンドしていく。3人はプライベートでも新しいことに挑戦。混声合唱団へ入り酒づくり以外でも地元の人たちとの交流を深めている。小さな入り江の小さな蒸溜所で世界でたった1つだけの酒づくりに挑戦している3人の男たちに密着。

出演者:門田邦彦、鬼頭英明、小元俊祐

制作局テレビ長崎(KTN)

2024年5月5日(日)

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シャッター商店街再生請負人~もう一度 通りにあかりを~

一級建築士・田村晟一郎さん。シャッター商店街を再生し、通りに「あかり」を灯す再生請負人だ。彼はなぜ商店街と向き合うのか。そして彼が考える、商店街の生きる道とは?

人も寄り付かないほど暗いシャッター商店街を見事に再生し、通りに「あかり」を灯した人物がいる。一級建築士・田村晟一郎さんだ。そんな彼に新たな依頼が舞い込んだ。地域の子供たちに愛されてきた玩具店跡地に子育て支援施設を移転させるという計画だ。ただの移転ではなく、通りに賑わいを生み出す場所を造りだすことが彼が担うプロジェクト。彼はなぜ商店街と向き合うのか。そして彼が考える、商店街の生きる道とは?「ドキュメント九州」はFNS九州8局が一丸となって地域の人々を想い、寄り添いながら新しいドキュメンタリーの形を提案していきます。

制作局テレビ西日本(TNC)

2024年4月28日(日)

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私たち、転校しました~日本一15回のバレー部~

日本一15回の高校バレー界の名門・九州文化学園高校の選手たちが県立西彼杵高校に転校。半年間、公式戦に出られなくても…新しい道を選んだ彼女たちの姿を追った。

 九州文化学園高校女子バレーボール部と言えば、春高・インターハイ・国体の高校3大大会で、15回日本一に輝いた実績を持つ名門校。ところがチームを率いる井上博明監督が、2023年3月を持って九州文化学園を定年退職することが分かる。
 当時の1・2年生17人は、バレーの技術のみならず、人間としても成長したいと、井上監督が新たに外部指導者として就任することになった県立西彼杵高校に転校する決断をした。県教育委員会も「特別な事由」にあたるとし、選手たちは転入試験を受け無事、合格。選手たちは保護者や地域の人たちとともに、共同生活を送る寮を整備。新入生5人も加えて22人での西彼杵バレー部がスタートした。
 転校した生徒は半年間、高体連主催の大会に出場できないなど、彼女たちを取り巻く環境は決して楽なものではない。彼女たちはときに葛藤し、ときに涙を流しながらも、前を向いて練習に打ち込む。
 ついに巡ってきた全国大会出場のチャンス。一筋縄ではいかない大会で、彼女たちは勝利をつかめるのか・・・

出演者:取材・撮影・ナレーション:磯部翔  撮影・編集:松本翔  撮影:松本栄里子  撮影:小林利治、相葉幹夫、大坪雄一 ほか

制作局テレビ長崎(KTN)

次回放送内容

OA:2024.10.20(日)

宮崎県宮崎市。母、祖父と暮らす園田孝生さん、27歳。3人兄弟の末っ子として誕生し、唯一彼だけが音のない世界を生きている。家族の中で手話ができるのは孝生さんだけ。普段は口の動きを読み取り会話している。 「聞こえる人はみんな嫌い。」ただ普通の生活を望んでいた孝生さんが、聞こえる人に壁を作ったのは小学生の時。 毎日繰り返される壮絶ないじめ。人間不信になり、友人でさえ信じることができなくなった。そんな時、彼の心に入ってきたのは「ろう者と話したい」と手話を懸命に勉強していた聴者だった。 みんな同じ人間。未来の聞こえない子どもたちのために私たちにできることは。

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