ソフトバンク15年前の雪辱果たすも白星ならず 投手は6人でノーノー、打線は3安打無得点

2021年08月15日

 ◇ソフトバンク0-0日本ハム(15日・ペイペイドーム)

 ソフトバンクがプロ野球史上5度目となる継投でのノーヒットノーランを達成したが、少ない好機を生かせず引き分けに終わった。

 来日3年目でプロ初先発のスチュワートが5回9奪三振。最速157キロの直球にカーブ、スライダーと変化球を交え、初回先頭の浅間に死球を与えた後は1人も塁に出さない快投を披露し、左肩のコンディション不良で登板回避した和田の代役としてベンチが想定した以上の役割を果たした。

 6回からは津森、嘉弥真、松本、板東とつなぎ、9回は故障明けで2シーズンぶりの登板となった甲斐野が1軍でプロ入り後の自己最速を更新する159キロをマークし、いずれも無安打でリレー。6人の継投によるノーヒットノーランは史上初めてだった。

 継投によるノーヒットノーランは2017年6月14日に巨人がソフトバンク戦(東京ドーム、スコア3-0)で達成して以来で、パ・リーグでは06年4月15日に日本ハムがソフトバンク戦(ヤフードーム、スコア1-0)で達成して以来。ソフトバンクにとっては15年前の日本ハム戦での雪辱を当時と同じ本拠地で果たす格好となった。

 もっとも今回は自軍の打線も3安打で無得点に抑えられドロー。白星で完全にやり返すことはできなかった。4回2死二塁でデスパイネが凡退し、8回は代走周東の盗塁、犠打で1死三塁の絶好機を築いたものの甲斐がスクイズ失敗した。それでも工藤監督は3戦連続完封で後半戦を滑り出したことを「この3連戦は甲斐のリードが大きかった。スクイズの一つや二つミスしてもおつりがくる。オリンピックに行ってひとつふたつ、成長したと思います」とたたえた。

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