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「コーチ陣に叱られた」リーグ連覇のソフトバンク小久保監督、途中からベンチでの表情が変わった理由

プロ野球パ・リーグで27日、球団10年ぶりとなる2年連続優勝を決めたソフトバンクの小久保裕紀監督(53)が、今季途中からベンチでの表情が「変化」した理由について初めて言及した。

優勝を決めた後、深夜に放送されたTNCテレビ西日本の優勝特番「ホークスリーグ連覇バリすごスペシャル~ゴリパラ参戦!~」に生出演。TNC野球解説者の池田親興氏に「表情がシーズン途中から柔和になった」と問われ、その理由を「コーチ陣に叱られた」からと明かした。

開幕から低迷していた今季はコーチ陣と月一度の会食の場を設け、さまざまな提案を出してもらったという。自分の担当分野にこだわらず意見をもらい、小久保監督はそれをすべてその場でメモし、持ち帰って整理した上で「今日からできること」「引き続き継続して議論すること」に分けて指揮に生かした。

その会食のうち、7月19日からの西武3連戦(ベルーナドーム)前日のやり取りが小久保監督にとって大きなものだった。

当時のチームはすでに低迷状態を脱し、貯金14で首位日本ハムと2ゲーム差の2位。3位オリックスも2ゲーム差につけており、大混戦のまま球宴前の最後のカードを迎えようという時だった。

「(コーチ陣に)『まだ借金が7つくらいあるような顔をしている』と言われて。確かになあ、言われてみたら...と思って『じゃあ、後半戦からしようか』と言ったら『明日からしてくださいよ』と言われたので、やったんですよ。これ、初めて言いました」

早速、翌日の西武戦から実践すると、選手たちも敏感に反応。中村晃には「監督、何かあったんですか」と驚いたように聞かれたという。

コーチ陣との毎月の会食について、小久保監督は「酒が入ると、まあ、みんな言いたいことを言いますね。でもそれがむちゃくちゃよかった」と強調。密なコミュニケーションでベンチ内の結束を深めたことも、5月序盤まで最下位に沈んでいたチームを立て直した要因のひとつだった。

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