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これまでの放送内容

2014年10月19日(日)

パリで魅せたARITA

世界のシェフに愛される器づくり「プロダクトARITA」が目指す器はシンプルかつ独創的…。5つの窯元が集結し、シェフを納得させられる皿とは?パリの展示会の成功は?

有田焼で知られる佐賀県有田町。この町の5つの窯元が合同で有田焼の海外展開に取り組んでいる「プロダクトARITA」。2009年に結成し、「世界のシェフに愛される器づくり」を目指してフランスのシェフとコラボレーション。繊細で華やかな絵付けが施された従来の有田焼のデザインを覆し、プロダクトARITAの器はシンプルでありながら独創的。2013年12月、フランス・パリで展示会を主催することが決まった。そこに向けてフランス人シェフから3つの皿のオーダーを受ける。5つの窯元が技術を結集し、シェフ自身がデザインした皿の制作に入った。展示会まで1週間となった日、完成した1つの皿に不具合が…5人は急ピッチで再制作を余儀なくされる。果たして彼らの皿はシェフを納得させることができるのか。そしてパリでの展示会の行方は…。長引く窯業界の不況、有田焼の売り上げはピーク時の8分の1まで低迷している。2016年に創業400年を迎える有田焼を取り巻く環境を交え、5人の取り組みを追った。

出演者:【プロデューサー】 正木伸一郎(TNC) 鶴丸英樹(STS) 【ディレクター】 森洸(STS) 【ナレーション】 下村麻貴(STS)

制作局サガテレビ(STS)

2014年10月12日(日)

最期まで寄り添いたい~在宅医療を支える往診先生~

自宅で最期を迎えたいと願う患者や家族の願いをかなえるため奔走する若い医師を追う。医師が目指す理想と現実とは・・・今後の在宅医療についても考える。

今年2月、佐賀県鳥栖市に在宅療養支援診療所「つつみクリニック」が開業した。訪問診療や往診を行う在宅医療に特化した診療所だ。院長は堤光太郎さん32歳。福岡大学で学び腫瘍内科医になった堤さんは、ある医師との出会いがきっかけで在宅医療の道に進むことに・・・高齢化が進み、10年後には65歳以上の高齢者が3割を超える日本、病院での受け入れは難しくなることが予想され、在宅医療のますますの充実が求められているがそこには課題も・・・24時間365日体制で在宅医療に奔走する堤さんの目標は「人生を終えるなら堤さんの所で」と言ってもらうこと。堤医師が考える理想と現実を追うとともに、今後の在宅医療についても考える。

出演者:堤光太郎(つつみクリニック院長) ナレーター:廣瀬仁秀(STSアナウンサー)

制作局サガテレビ(STS)

2014年10月5日(日)

子宮応答せよ~布なぷきんからのメッセージ~

女性は生理の時に出血をコントロールでき、布なぷきんを使うと子宮の機能が目覚めると言われている。そんな生活を送ってほしいと布なぷきんを手作りする女性の活動を追う。

女性の子宮は生理の時に出血をコントロールできる機能が備わっているといわれている。布でできた「布なぷきん」を使うと、眠っている子宮の機能が目覚め、さらに自分自身を愛おしく感じるようにもなる。そんな子宮を感じる生活を送ってほしいと布なぷきんを手作りし、販売する女性の活動を追う。

制作局テレビ長崎(KTN)

2014年9月28日(日)

島の美よう室

沖縄、渡名喜島に毎月10日間だけやって来て、島民の髪を切る美容師がいる。彼の姿を通し、島の生活や自然を描く。

人口およそ400人の小さな島、渡名喜。6年前、一人の男が島を訪れた。男は美容師だった。彼は島に美容室をつくり、毎月10日間だけ島に来て島民の髪を切るようになった。集落の古民家を改装した「島の美よう室」には、パーマをかける90歳のおばあ、日焼けしたの漁師、高校に進学するため、数ヶ月後には島を離れる中学生がやってくる。島に通う美容師を通して、魅力溢れる島の暮らしや自然を描く。

制作局沖縄テレビ放送(OTV)

2014年9月21日(日)

わがまちの被爆地図

87歳の被爆者が描いた原爆投下当時の町並み。被爆から69年、あの夏、きのこ雲の下にどんな暮らしが広がっていたのか、1枚の地図から思いを巡らせる。

今夏、長崎は原爆投下から69年となった。被爆者の高齢化が進む中、87歳の被爆者の江口淳二さんが昭和20年当時の町並みを思い出しながら1枚の地図を描いた。江口さんが暮らしていた長崎市五島町は原爆の爆心地から南に2.7キロ。延焼を免れた地域だと記録されている。しかし、被爆後の被害を写した写真などから江口さんの家も焼失したことがわかり、江口さんは燃えた自宅も含め記憶に残る町並みを地図に描いた。 被爆から69年経ち、「被爆者がいなくなる時代」が間近に迫っているのに、原爆被害についてまだわからないことが多くあるのだ。これまで原爆投下前の町並みを描いたいわゆる「復元地図」は、1970年から10年をかけて長崎市が作成事業に取り組み、爆心地から半径2キロ以内の1万世帯を記載している。しかし、爆心地から2キロ以遠では復元地図はもちろん、被爆体験の証言などの数は一気に少なくなる。 江口さんは娘にさえも体験を話してこなかった。もっとひどい体験をした人がいる、自分の体験など大したことがない、と思っていた。しかし、救護や死体処理をした体験も原爆被害を形作る貴重な証言だ。当時、18歳。「将来の夢はなく、戦争で死ぬのが一番の価値だと思っていた」と話す江口さん。69年前の戦争や原爆の話を聞けるのは、いま、まさに最後の時代を迎えている。

出演者:【撮影/編集】 相葉幹夫 【ディレクター】 橋場紀子 【プロデューサー】 正木伸一郎(テレビ西日本) 大浦勝

制作局テレビ長崎(KTN)

次回放送内容

OA:2025.06.22(日)

福岡市の中心部、天神に位置する済生会福岡総合病院の救命救急センター。ここに久城正紀という医師がいる。救急車で運ばれてきた様々な患者の処置を行う救急医だ。研修医時代、救急医療の魅力を知った久城医師は済生会福岡総合病院で研鑽を重ね、その後、ドラマ「コード・ブルー」のモデルにもなった千葉県の病院でフライトドクターを務めた。ドクターヘリの搭乗回数は500件を超える。他にも、福岡県での豪雨災害や能登半島地震など、多くの災害医療にも携わってきた救急医療のスペシャリストだ。そんな久城医師が福岡に帰ってきたのは3年前。これまでの経験を地元福岡に還元したいと話す。40歳を迎える今年、彼が目指す救急医療のあり方とは。

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