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これまでの放送内容

2022年8月15日(月)

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海の墓標

長崎県の五島列島沖合に眠る旧日本海軍の潜水艦24艦。太平洋戦争終結直後、アメリカ軍によって海没処分された。海に眠る戦争遺構が私たちに伝えようとしているものとは。

長崎県五島市福江島から東南東およそ35キロの海底に「潜水艦の墓場」と呼ばれる場所がある。太平洋戦争終結の翌年、アメリカ軍が世襲した旧日本海軍の潜水艦は佐世保に集められ、五島列島沖合でアメリカ軍によって沈められた。旧日本海軍の潜水艦24艦は、今もその海底に眠っている。この海域を大学教授らが無人潜水機などを使い調査。様々な資料と照合し、全24艦の名前を特定した。その中には広島原爆の運命を変えたかもしれない潜水艦が存在した。それら潜水艦の多くは実戦でも使われた特攻兵器、人間魚雷「回天」を搭載していた。そしてもうひとつ実戦で使われた特攻兵器が存在する。旧日本海軍の水上特攻艇「震洋」。かつて「震洋」の訓練所が長崎県東彼杵郡川棚町にあった。極秘の特攻作戦だったため、資料はほとんど残されていなかった。しかし2021年、新たな写真が発見された。旧日本海軍の潜水艦、そして水上特攻艇「震洋」。それぞれの関係者は今、何を思うのか。戦争遺構が私たちに伝えようとしているものとは。

制作局テレビ長崎(KTN)

2022年8月8日(月)

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神馬になる

宮崎県美郷町で990年受け継がれる農耕神事「御田祭」。祭りの象徴は神田を疾走する神の使い「神馬」。存続の危機に直面した千年の伝統を繋ぐ、2頭の馬に密着した。

泥水をあげて神田を勇壮に駆け回る「神馬」。宮崎県美郷町に伝わる農耕神事「御田祭」には、神馬の雄姿を一目見ようと全国から約6000人が訪れる。しかし2019年、神馬の担い手不足により千年の伝統は途絶えようとしていた…。立ち上がったのは神馬の乗り手・大野秀樹さん。畜産農家を営む傍ら、2頭の若馬「ゴン」と「ゲン」の飼育を決意した。失敗続きの訓練、コロナ禍の壁…。時代の逆風の中、故郷の宝を繋ぐ人々の想いに迫った。

出演者:【ナレーター】 渕上明里(テレビ宮崎アナウンサー)

制作局テレビ宮崎(UMK)

2022年8月1日(月)

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1日2度オープンするお店

別府にある喫茶店「喫茶 蓮の葉」。ここは夕方になると「ハスノハ子ども食堂」に変わる。様々な悩みを抱える子ども達のために子ども食堂を運営する渡辺さんの思いとは。

2021年2月別府にオープンした喫茶店。夕方になるとここは子ども食堂に変わる。土日も含め毎日営業。渡辺和美さんは3人の息子を育てながら被災地での支援活動や不登校やいじめなど子どもに寄り添う活動をおよそ25年間してきた。その集大成として子ども食堂をオープン。食材は安心で安全なものを使用。支援してくれる方も多い。渡辺さんは高齢者や大人が孤立しないよう人々が繋がり合う社会を作りたいという思いも。その足がかりとなる交流会を開催。そこには世代を越えて自発的に人々が寄り添い、話し合う姿があった。そんな渡辺さんの日々を覗いてみた。

出演者:渡辺和美さん/支援者の方々【プロデューサー】 工藤健太・橋本紳司(TOSテレビ大分) 【ディレクター】 早乙女靖亨・(株)プロスタジオ25 【ナレーション】 小西綾音(TOSテレビ大分)

制作局テレビ大分(TOS)

2022年7月25日(月)

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陽だまりからあなたへ

宮崎市にあるクリーニング屋の店主・吉永さんは“ぬいぐるみのクリーニング師”。全国からやってくるぬいぐるみを通して、「顔の見えない」お客さんの思い出を蘇らせる。

【ぬいぐるみを洗う「思い出の蘇らせ人」】宮崎県宮崎市加江田にある一軒のお店に、全国からたくさんのぬいぐるみがやってくる。そこは「ぬいぐるみのクリーニング屋」。店主の吉永定晴さんは年間800個ものぬいぐるみを洗う。集まるぬいぐるみは誰かの思い出の詰まった宝物ばかり。吉永さんは真心込めて丁寧に洗い、ぬいぐるみと出会った頃の思い出を蘇らせ、持ち主を笑顔にしている。まさに「思い出の蘇らせ人」だ。だが、吉永さんが持ち主の笑顔を見ることはほとんどない。吉永さんの波乱万丈な人生、そして、「顔の見えない」お客さんと、「思い出の蘇らせ人」吉永さんの物語。

出演者:吉永定晴さん/吉永美幸さん

制作局テレビ宮崎(UMK)

2022年7月18日(月)

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クラフトマンシップ~酒造りに愛を込めて~

沖縄の老舗酒造所・瑞穂酒造に勤める仲里彬。酒造りに対する情熱と飽くなき探求心で従来の泡盛造りに留まらない新たな酒造りにチャレンジしている。

沖縄の老舗酒造所・瑞穂酒造に勤める仲里彬。酒造りに対する情熱と飽くなき探求心で従来の泡盛造りに留まらない新たな酒造りにチャレンジしている。それは、ジン、ウォッカ、テキーラと並び世界4大スピリッツと称される洋酒「ラム」。ラムの原材料はサトウキビ。沖縄の気候風土に合い県内でも多く生産されるサトウキビの新たな販路拡大に貢献するとともに、酒造りを通して沖縄の地域産業を盛り上げたいという仲里のクラフトマンシップ(職人の魂)に迫る。

制作局沖縄テレビ放送(OTV)

次回放送内容

OA:2025.11.09(日)

「自分の障害を受け入れて、もう1つの陸上競技に挑戦」パラ陸上・十川裕次選手が走る理由とは?。 大分市出身の十川裕次選手はパラ陸上1500mで活躍するアスリート。パラリンピックには東京・パリと2大会連続で日の丸を背負い、世界の舞台を駆けぬけた。小学校のときから野球を続けていたが、あることをきっかけに陸上の道へ。強豪駅伝部として知られる大分東明高校時代には全国高校駅伝で花の一区も任された経歴を持つ。ただ、これまでの道のりは決して平たんなものでなかった。3歳のときに軽度の知的障害が判明。周りと比べると物事を理解することが困難な場合や、そのスピードが遅いこともある。「どうしてぼくを障害に生んだの?」やり場のない怒りを両親にぶつけることもあった。そんな失意の中で出会ったパラ陸上が十川選手に「走る理由」を与えてくれた。世界への舞台へと挑戦を続ける十川選手の日々を追った。

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