ソフトバンク柳田、五輪で話題になった写真の意味を生出演で説明「英語を調べてる最中に康晃が来た」

2021年08月15日

 ソフトバンクの柳田悠岐外野手(32)が14日に放送されたTNC「福岡NEWSファイルCUBE」に生出演し、金メダルを獲得した東京五輪や4位から逆転でのリーグ連覇を狙う後半戦について語った。

 約1カ月の五輪中断期間が終わり、13日からペナントレース後半戦がスタートした。その初戦、初回1死一塁で迎えた第1打席。自打球を右膝に当てた柳田は両肩を担がれてベンチ裏に引き上げながらも数分後に戻りプレーを続行、その打席で先制2ランを放った。この場面を柳田が振り返る。

 「最初はもう休もうかなと思った。立てなかったし、力も入らなかったんで。でも少し時間がたって力が入ったので、根性でやりました。侍なんで」

 日本代表「侍ジャパン」の一員として出場した東京五輪では「今までにないくらい緊張した」といい、一戦一戦の重みや一球一球の大切さを改めて感じたという。だからこそ、逆転Vへの起点ともいえる後半戦のスタートに懸ける思いがにじみ出たような”根性弾”だった。

 五輪期間中、米国との準々決勝後にDeNAの山崎が自身のSNSにアップした柳田の写真がファンの間で話題となった。ロッカールームでくつろぐ選手の笑顔が並ぶ中、柳田はカメラに向かって自身のスマートフォンを見せているのだが、その画面にはなぜか「英語 疲れた」の文字と英語を検索した結果とみられる「tired」が表示されていた。これはどういう意味なのか、本人が明かす。

 「マルちゃん(米国代表のマルティネス=ソフトバンクの同僚)からラインがきてて。『ナイスゲーム』ってきたんで『めっちゃ疲れた』って返そうとして英語を調べてる最中に、(山崎)康晃が写真を撮りにきた。そういう感じです」

 東京五輪で印象に残ってる場面は、前述の米国との準々決勝の最後のイニング、タイブレークの延長10回だという。「(甲斐)拓也のサヨナラヒット、クリ(栗原)のバントもそうですし、あのイニングは記憶に残ってます。自分も二塁ランナーで出たけど、ランナーだけでも緊張したんで」。味わったことのない緊張感の中で頂点に立ち、表彰式で金メダルを首にかけた瞬間を「メダリスト誕生やな、と。そういう感じ」と振り返った柳田は、チームの主砲としての責任を持って臨む後半戦への決意をギータらしい表現で語った。

 「いっぱいお給料いただいてるんで。やるしかないです。ピッチャーを楽にさせられるよう、1点でも多く、1点でも防げるように」

 後半戦スタートの日本ハム3連戦で9打数4安打、1本塁打。打率を3割に乗せたチームの大黒柱が強い思いでシーズン残り52試合に臨む。

 (TNC「スポーツCUBE」14日オンエアより)

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