ソフトバンク岩嵜がFA人的補償で中日へ 2017年最優秀中継ぎ右腕、来季15年目で移籍

2021年12月25日

 ソフトバンクの岩嵜翔投手(32)が中日へ移籍することが分かった。又吉克樹投手(31)が中日から国内フリーエージェント(FA)宣言してソフトバンク入りしたことに伴い、中日側から人的補償の対象選手として求められた。近く正式発表される。

 岩嵜は高校生ドラフト1巡目で千葉・市船橋高から2008年にソフトバンク入団。当初は先発として期待されたが17年からリリーフに専念、同年は球団新記録の72試合に登板して防御率は1・99、46ホールドポイント(6勝40ホールド)で最優秀中継ぎのタイトルを獲得した。18年以降は故障、たび重なる手術の影響などで苦しんだものの、14年目の今季は防御率4点台ながら48試合に登板するなど完全復活への足がかりを築いたシーズンとなった。

 ソフトバンクは又吉の加入で今季不調だったリリーフ陣の立て直しを想定。かつて「8回の男」として君臨した岩嵜の復調も注目されていたが、球団は野手や他の投手との兼ね合いもあり人的補償として求められない28人のプロテクトリスト(外国人、直近ドラフト獲得選手を除いた選手が対象)から外す措置を取った。

 今季推定年俸が4200万円の又吉はBランク(旧球団での年俸4~10位)とみられる。中日はソフトバンクに(1)年俸の40%と人的補償(2)人的補償なしで年俸の60%ーのいずれかを求めることができたが、中日は又吉の移籍が決まると早い段階でソフトバンクに人的補償を求めることを示唆していた。

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