ソフトバンクの大砲候補ついにデビュー 初球はフォークに空振り、工藤監督「打てなくても」

2021年09月02日

◇ソフトバンク5-2楽天(2日・ペイペイドーム)

 ソフトバンク期待の大砲候補、リチャードが4年目でデビューした。

 1軍初昇格し7番一塁で先発出場。2点を先取した初回、なお2死一、三塁といきなり好機でプロ初打席が巡ってきた。

 注目の初球、フーっと息を吐いてバットを構えたリチャードは則本昂が真ん中低めに落としてきたフォークを空振り。2球目は内角にきたボール球でカウント1-1となった。その後、追い込まれながらファウルで粘り、6球目の外へ逃げていくスライダーに空振り三振。チームにとっても重要な追加点を挙げることはできなかった。

 この後第2打席は三ゴロ、第3打席は空振り三振で、7回表の守備からベンチへ。4連敗中のチーム状況を踏まえ「流れを変えるような打撃をしたい」と気合を見せていたが、プロ初安打はお預けとなった。

 逆転優勝へあとがない中でいきなりスタメン起用した工藤監督は「打てなくても自分のスイングできれば可能性が見えてくる。あまり結果にこだわらず、自分のスイングをすることが大事」と強調。待望の快音は響かなかったが、今後も萎縮せずプレーすることを求めた。

 6番上林、7番リチャードと2軍から昇格した2人の安打は出なかったものの、牧原大の初回先頭打者弾、柳田の14試合ぶりのアーチとなる24号3ランなどで1分けを挟んだチームの連敗は4でストップ。土壇場の粘りで日本ハムと引き分けた首位オリックスとのゲーム差を5に縮め、3日から本拠地で直接対決3連戦に臨む。

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