ソフトバンクの監督イジリがすごい ひげ、おなかに続いて登場した「ビッグフェース藤本」

2022年03月09日

 ソフトバンクが新体制で迎えるシーズン開幕を前に攻めのプロモーションを展開している。

 9日、球団は新任の藤本博史監督をモデルにした巨大モニュメント「BIG FACE(ビッグフェース)藤本」を福岡市・天神や博多駅、本拠地ペイペイドームに10日から順次設置することを発表した。高さ2・2メートルは実際に測ったという藤本監督の顔の8倍。同ドームで行われたお披露目会見で”初対面”した藤本監督自身も「10倍くらい?」と仰天しながら「20倍くらいあってもいいのにね」とノリノリだ。「さすがビッグフェース。少し恥ずかしい面もありますけど、野球で失敗しないように。顔を拝まれるように、叩かれないように頑張ります」と巧みなトークでアピールした。

 昨秋の藤本監督誕生後、球団はさまざまな戦略で新体制を売り出してきた。王、秋山、工藤の歴代監督とは異なる特徴の一つ、ひげを前面に押し出した「ひげグッズ」を相次いで作製し、2月の宮崎キャンプでは藤本監督のおなかの中に入ることができる遊具「ふわふわ藤本」が登場。今季のチームスローガン「もっと!もっと!もっと!」は「もっと!もっと!藤もっと!」とファンの間で話題となり、今回ついに藤本監督の巨大な顔が福岡の街を占拠?することになった。

 藤本監督は昨年まで指導者として11年間在籍。柳田や上林は入団時から特に深く接してきた間柄でもあり、チーム内の現状を熟知しているからこそ新監督として白羽の矢が立った。歴代監督と比べれば知名度の低さは否めないが、世代交代が急務のチームにとって期待度は高い。球団としても藤本監督の懐の深さに頼りながら、愛情のあるイジリで新体制を盛り上げていくためのプランを描いてきた。

 開幕カードの相手は「BIGBOSS(ビッグボス)」こと福岡市出身の新庄監督率いる日本ハム。「ビッグフェース」と「ビッグボス」の対決をあおるように、昭和を感じさせる「ヒロシ対ツヨシ」のキービジュアルもお披露目された。開幕戦まで約2週間。巨大な自身の顔と並んだ藤本監督は「新庄監督はビッグボス。ビッグフェースは野球の方で勝っていきたい」と改めて懐の深さを感じさせるようなリップサービスで自ら盛り上げ役を買って出た。

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