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　 ソフトバンクの和田毅（40）、千賀滉大（28）両投手が、阪神、米大リーグなどで活躍した野球解説者の藤川球児さん（41）と「ストレート」について激論した。

　千賀の最速は161キロ。落差の大きい「お化け」と呼ばれるフォークやスライダーとのコンビネーションで今季まで6年連続で2桁勝利を挙げ、以前から米メジャーでのプレーを目指していることを公言してきた。そのメジャーでの経験もある和田は日米通算150勝まであと２勝。直球の最速は年齢に反比例するように140キロ台後半までアップし、スピード表示だけでは見えにくいキレと球威が「空振りをとれるストレート」として注目されている。

　一方、和田と同学年の藤川さんはセットアッパーや抑えとして活躍した現役時代に日米通算245セーブをマーク。その代名詞が打者の手元で浮き上がるように伸びるといわれた「火の玉ストレート」だった。TNCテレビ西日本の特番「ホークス×カケル」の収録でＭＣを務めた藤川さんは初対面の千賀、同世代でしのぎを削ってきた和田と、それぞれの視点とで直球の握り方やこだわりを聞き出しながら深堀りした。

　このほか藤川さんは2人への持ち込み企画として、２年連続首位打者に輝いたオリックスの吉田正尚に対して「ストレート３球勝負を挑むとしたらどんな配球をするか」との問いを投げかけ、それぞれの考え方の違いを分析。 「ルーツの旅」として2人の故郷を訪問したほか、 今季限りで現役を引退した松坂大輔さんから和田、千賀へのサプライズメッセージも紹介される。

　特番「ホークス×カケル」の放送は30日午後5時15分から（1時間番組）。

（プロデューサー・仲村信太郎／ディレクター・藤本聡、長崎翔太）