ソフトバンクの開幕ローテ「2枠」は千賀と石川 残り「4枠」候補は多いけど...どうなる?

2022年02月15日

 ソフトバンクの藤本博史監督が15日、今季の開幕投手をエース千賀に託すことを公表した。

 過去2年は故障の影響で出遅れていた千賀も今春のキャンプはここまで順調そのもの。藤本監督は「一番信頼できるピッチャー」として第3クール(10~13日)の練習中に3年ぶりの開幕投手を任せることを通達したと明かした。さらに、同じく開幕投手候補の一人だった石川は「2カード目の頭でいきたい」と明言した。

 ソフトバンクの今季の開幕2カードは日本ハム3連戦(3月25~27日、ペイペイドーム)、ロッテ3連戦(29~31日、ZOZOマリンスタジアム)。藤本監督は石川にはまだ通達していないことも明かしたが、千賀、石川といずれも開幕投手経験のある右腕2人をカードの初戦に配置する意向を示したことで、ほかの候補たちで開幕ローテの残り4枠を争う構図が明確になった。

 今年の主な先発候補は千賀、石川のほか、右腕が東浜、再加入のレイ、新外国人のチャトウッド、松本、板東、杉山、田中、スチュワートら、左腕がチーム最年長で21日に41歳となる和田、大竹、笠谷、大関ら。自主トレ期間に新型コロナウイルスに感染した影響で福岡・筑後のC組でキャンプインした笠谷、杉山は15日から宮崎のB組に合流した。来日が遅れているレイ、チャトウッドが開幕に間に合わない可能性が高まる中、今後の紅白戦、オープン戦で生き残りを懸けた争いが本格化する。

 千賀、石川、東浜、和田らの主力は今キャンプではスタートからB組で調整していたため、第3クール中の11、12日に実施された紅白戦には主に若手が登板。大竹、田中、松本、大関らがアピールを狙ったが、王球団会長は調整そのものは順調としながらも「去年とガラッと変わっというような人はいない」とさらなる奮起を促した。

 15日にB組に合流した笠谷、杉山は早速ブルペン入りし、それぞれ141球、66球を投げ込んだ。昨年自己最速を更新する160キロをマークした杉山は「自分のエゴですけど(先発は)やりたいと思っている。やるからにはしっかり結果を求めていきたい。千賀さんもいついなくなるか分からないし、和田さんにローテを張らしているようでは駄目。ガツガツいきたい」と気合をみなぎらせた。

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