ソフトバンク本多コーチ37歳の誕生日に珍指令 シャイな19歳に「歌わせました」

2021年11月19日

【ソフトバンク本多雄一コーチに聞く・1】
 
 ソフトバンクの本多雄一内野守備走塁コーチ(37)が指導者として3年目のシーズンを終えた。現役引退してすぐに1軍コーチへ転身し、昨年まではいずれも日本一。初めてBクラスの4位に終わり世代交代が課題としてのしかかるチームにあって、どんな思いで日々選手と向き合っているのか。宮崎秋季キャンプ中の19日、37歳の誕生日を迎えた本多コーチをTNC「ももスポ」MCの吉川貴司が直撃した。(取材・構成=長崎翔太/後日オンエア予定)

 ◇   ◇   ◇

ー誕生日おめでとうございます
 ありがとうございます。

ー16日が誕生日だった甲斐野投手は自分で自分に「ハッピーバースデーソング」を歌わされていた。本多コーチも自分で歌ったりはしていないですか?
 自分では歌わずに背番号「46」後継者の内野手、川原田(純平=19)に歌わせました。まあ、歌はあまりうまくないですね(笑)。人前でしゃべるとか歌うとかは恥ずかしいけど、そういうのに慣れていけば。レギュラーを取るためにはそういうのも大事かなと思っています。


ー高卒ルーキー(来季2年目)の川原田選手、シャイなところもありますもんね。
 そうそう! シャイじゃ野球はできないから(笑)。


ーキャンプは第4クール。ここまで振り返っていかがですか
 若手に対しては物足りなさもあるんですが、必死に頑張っている姿を見ると何かを習得しようという気持ちが見える。一つ一つ、一気にはできないので、少しずつやっていきたいですね。


ー練習で指導する姿を見ていると、コーチとしての存在感、オーラが出ているような気がします
 周りがそう判断されるなら出ているんですかね(笑)。やっぱり僕も気持ちが入って、この選手にこうなってもらいたいとか、あまり僕が先走ってはいけないですが、一球一球を確認しながら、体がこう動いたらこうなるよとか、一つ一つ理解しながらやっていかないといけないので。何でミスをしたのか分からないままスルーしてしまうと今後に生きない。野球はミスがあるスポーツなので、何でミスをしたかを問うまでしつこくいかないといけません。

(2へつづく)

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