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ソフトバンク「1軍昇格→即活躍」が多い理由 小久保2軍監督は推薦選手をどう決めている?

 ソフトバンクが交流戦を9勝9敗の勝率5割で終えた。期間中にリーグ戦では一時首位に返り咲いたものの終盤に失速し、終わってみれば交流戦前と変わらず楽天と1.5ゲーム差の2位で再開するリーグ戦に向かうことになった。

 主砲柳田の状態がなかなか上がらない一方、交流戦ではプロ入り後初めて1軍に昇格した渡辺、昨秋の右肩手術から復帰した2020年盗塁王の周東らが活躍。森ヘッドコーチを中心に首脳陣と密に連絡を取りながら2軍の選手の状態などを報告している小久保2軍監督も「うれしい」と目を細めた。

 今季のチームで目立つのが、1軍に昇格した野手がすぐに試合で結果を出しているケースだ。開幕間もないころの柳町、栗原が大けがを負った後のルーキー正木、その正木と入れ替わる形で昇格した阪神から移籍2年目の中谷、そして渡辺、周東。1軍のチーム事情と昇格を求められるポジションの選手の供給が全てピタリとはまるわけではないにしても、小久保2軍監督はそれぞれの選手の好不調を見極めながら1軍に「昇格候補」として推薦している。

 その判断材料の一つが打撃投手としての視点だという。

 専門の打撃投手が複数人在籍する1軍と違い、2軍は基本的に1人。練習時に首脳陣が投げるのは他球団でも珍しいことではないものの、小久保2軍監督は単に「投げる」だけではない明確な目的を持って日々、腕を振り続けている。

 「自分で投げることで見える部分というのはかなりある。特定の選手というわけではなくまんべんなく投げます。(練習で)打つ順番はキャッチャー、内野手、外野手といった感じなので、自分で動いて(相手を)調整する。だいたい(同じ選手に)1週間以上は空かないように投げるようにしている。外野の遠いところ、ネット裏からでも(練習を見て)気付くことはいっぱいあるけど、正面から投げた時の反応、そのコースに対する対応力、開き、そういったところが全て、投げたら分かるんです」

 打率や打点など、シーズン通算の数字だけでは見えない「その時」の状態を把握し、持ち味を最も出せるであろうタイミングで1軍に報告する。1軍の需要と合わずタイミングがずれることはあるものの、上がった選手は高い確率で結果を出す。小久保2軍監督は「藤本監督が、上がった選手をすぐスタメン起用してくれている。選手も昇格イコールスタメンという心構えで1軍にいくと思うので、それもいい効果につながっていると思う」と強調した。

 シーズン中の選手入れ替えは頻繁にあり、1、2軍の連携は不可欠。大学の途中まで投手だった50歳の小久保2軍監督は「投げたり投げなかったりするより、ずっと投げている方が体が楽なので」と長いシーズンを見据えて肩をつくっている。

 17日に再開するリーグ戦の最初のカードは首位楽天を本拠地に迎えての3連戦。パ・リーグで貯金があるのは上位2チームのみでマッチレースの様相を呈してきただけに、この3連戦が持つ意味は大きい。藤本監督が求めるポジションの選手をいかにいいコンディションで1軍へ送り出すか。小久保2軍監督は「選手たちに強い体であることを求めているのに、自分が弱いところは見せられない」と日々、選手と向き合う構えでいる。

 (TNC「福岡NEWSファイルCUBE」11日オンエア)

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