ソフトバンク工藤監督の後任は藤本2軍監督 小久保ヘッドの昇格は見送り

2021年10月23日

 リーグ連覇を逃したソフトバンクが今季限りで辞任する工藤公康監督(58)の後任として藤本博史2軍監督(57)を昇格させる見通しであることが22日までに明らかになった。

 今季が2年契約最終年で就任7年目の工藤監督はシーズン中盤から複数回にわたり続投を要請されていたが一貫して固辞。本人の意思が固く慰留がかなわなかった球団は水面下で後任監督の選考にあたっていた。現役引退から9年ぶりに指導者として復帰した小久保裕紀ヘッドコーチ(50)も後任監督の有力候補とみられていたが、世代交代が課題となっている野手を中心に立て直しが急務な状況も踏まえた上で指導経験が豊富な藤本氏に一本化された。

 藤本2軍監督は奈良・天理高から1982年に南海入団。福岡移転後のダイエーでは95年から98年途中まで王貞治監督(現ソフトバンク球団会長)の下でプレーした。同年限りでオリックスで現役引退した後は野球解説者、評論家などで活躍し、2011年にソフトバンクのコーチとして古巣復帰。1、2軍の打撃コーチとして入団間もないころの柳田悠岐らを指導し、19、20年は3軍監督、今季は2軍監督を務めた。

 ソフトバンクはすでにリーグ連覇の可能性が消滅したが、クライマックスシリーズ進出の可能性はわずかに残っている。工藤監督の退任と新監督は全日程終了後に発表される見込みだ。

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